博多、今夜は九州北部に強い寒気が訪れ雪が積もりそうだ
みゆきにとっては雪が積もるほどの積雪は初体験のようで誠と一緒に雪だるまを作る約束をしていた
みゆきはつい先日家族でスノーマンのビデオを見ていたため雪だるまは動くものだと信じこんでいるのだった..
翌朝、予報通り博多に雪が降り積もっていた
誠と一緒に雪だるまを作るみゆき
しかし当然ながら雪だるまは一向に動かない
その日の夜になっても雪だるまは動かずみゆきは雪だるまの側を離れようとしない
仕方なく今晩は虹子もみゆきに寄り添って雪だるまを見守り続けた
すると安心したかのようにみゆきは眠りについた
明日になれば雪だるまは溶けてしまうため虹子と誠はみゆきが寝ているうちに雪だるまに細工をほどこした
すっかりと身体が冷えきってしまった虹子と誠のために一味が用意したのは身体の芯まで温まる海鮮ポッポチゲだ
翌朝みゆきが目を冷ますと昨夜の二人の細工が効いたのか雪だるまはまるで動いているかのような躍動感を見せるのであった(43巻クック427を参照ください)
