本日は誠たち子供だけで博多郊外にある海岸でテントを張ったお泊まりキャンプにきている
キャンプと言えばカレー、料理と言えば誠の友達の料理博士ヒロユキくんだ
今日もヒロユキくんの能書きが冴え渡る
さて、いよいよカレー作りに取りかかろうとするも肝心の水を忘れてしまった誠たち..
水を持ってくる担当は勿論みつぐ君であったが全く悪びれる様子もない外道っぷりであった
さすがに海水でカレーは作れない
みつぐくんは湧き水がないか付近を散策すると一軒だけポツンとたたずむ掘っ立て小屋を発見した
中から出てきたのは兵隊さんのようなじいさんだった
水を少し分けてもらうようお願いするみつぐくんだったがじいさんに門前払いされてしまった
じいさん曰く、海岸に遊びにくる若者は皆、ゴミを持ち帰らず捨てていってしまうため海が汚されていくのを許す事ができずにいたのだ
無論、誠たちはゴミを捨てていくような子供たちではないがじいさんには寝耳に水であった
仕方なく誠は以前一味から習った水を使わないカレー、無水カレーを思いだし皆のために作ってみせた
その後、誠たちは海に落ちているゴミを綺麗に掃除して海岸を後にした
じいさんも誠たちの行いを見ていたらしく、誤解も解け、また遊びにくる約束をするのでありました