今日も仕事が終わり早々と夢ちゃんと元輝が待つアパートに帰ろうとした田中だったが帰り道で学生時代の後輩だった吉村という男にであった
この吉村という男は学生時代にラッキーマンと呼ばれており吉村本人がラッキーなのではなく一緒にいる相手に幸せが訪れるという男だった
学生時代から数十年過ぎているがラッキーマンぶりは健在で田中は吉村を誘いパチンコに行くと見事にフィーバーしまくった
しかし当の吉村本人に全く元気がなく理由を尋ねると、最近は周りにラッキーがおとずれる事がなく自分自身にラッキーがきているというのだ
自分にラッキーがくるというのは素晴らしい事で本来であれば悩む必要などないことだが吉村は気が小さく自分にラッキーが起こる事に不安を感じていたのだった
話しを聞いた夢ちゃんが吉村のために作った料理はシャリアピンポークステーキだ
本来は牛のランプ肉を使うステーキだが今回は豚肉を使って作ったそうだ
一番の牛ではなく二番の豚肉を使ってもこれだけの美味しい肉になるという事を説明する夢ちゃん
自身をつけた吉村はこれからは自分の人生をラッキーで謳歌する事を決意するのだった
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