今回は荒岩家に誠が生まれたばかりのお話しです
始めての子育てで一味も虹子も誠に付きっきりであった
虹子は育休のため会社を休んでいたが一味は繁忙期のため毎日帰宅も遅く、子育てをあまり手伝えないでいた
初めての子育てで右も左もわからない虹子は泣きじゃくる誠をあやす事ができず四苦八苦していた
ふと、会社員時代を思い出す虹子
自分は思い通りに子育てできず悩んでいる中、一味や同僚たちはバリバリと仕事をこなしている事への劣等感を抱きはじめる
そしてついに..
しかし窓を開けると心地よいピアノの演奏が聞こえてきた
当時荒岩家の近所に住んでいとピアノを習っていた千秋さんだ
ピアノの演奏を聞き我にかえり自分の過ちを悔い誠を抱きしめる虹子
その千秋さんがこの度、結婚するため東京に引っ越すという事で虹子はあの時救ってくれた恩返しをするため手作りのケーキを作って千秋さんの家を訪れていた
おしゃれで可愛いミモザケーキです
千秋さんがお別れの演奏曲を弾いてくれ最後に当時の余韻に浸る事ができた虹子であった