調理師学校を卒業した上田守君は博多の料理屋に就職して即戦力として使われていた
その日の夜の事、守君の働く料理屋に専門学校の校長先生がやってきた
専門学校時代に卒業製作料理として作ったブイヨンが総料理長のジョン.スミス氏に気に入られ彼の働くアメリカからオファーがかかったというのだ
しがない浪人生だった守君が一気に世界に羽ばたけるチャンスが巡ってきた
事の詳細を一味に相談するも自分自身で決断をくだすことに
そして守君が出した答えはなんと博多に残って修行を続ける事だった
という事で出世の道を捨てて精進に励む守君であった